2011 June

Tokyo


 
 
パリのブティックの改装がなかなか進まず、とりあえず帰国する。爽やかなパリとは違ってすでに梅雨の気配の東京。そんな気分もこの美味しいお刺身ですっかり吹き飛びゴキゲンに・・・!我が家の近くのクダンの「海鮮問屋」、イナダやイサキと言った珍しいお魚が毎日日替わりで届く。本当に美味しい・・・。フランス人がいくら日本食が好き、「SASHIMI」が好き、と言ってもこんな通なお魚は知らないでしょう?

 

Paris

 
 
 
タイに旅行して以来「Pat Thai」というこの「タイ風焼きビーフン」はランチの定番。お野菜をたっぷり入れて香草もふんだんに、レモンもたっぷり振りかける。自作のガラスのお皿に盛り付けて、美しく美味しくヘルシーなランチですっかり元気になる。

 

Paris

 
 
 
チュニジアに旅して以来スパイスの利いたチュニジア料理が時々恋しくなる。サンジェルマンのこの小さなビストロはそんな私の「エスニック心」を満足させてくれる貴重なお店。クミンとレモンたっぷりの「人参だけ」のサラダ、「パスティラ」というナッツとチキンをブリックで包みハチミツのソースで頂くティピカルなチュニジアの味。

 

Paris

 
 
ブティックの工事がなかなか進まず・・・。いつものホームのレストランでも「MOMI、いつ終わるの?」 さすがに少々疲れ気味の私。子羊の冷製は初夏になると必ず頂くプラ。デザートの代わりにトロっとしたロゼワインと甘いチュイルをサービスして頂き、ゆっくりお喋りするのは良い気分転換。

 

Paris

 
 
 
日本ではなかなか馴染みのないレバノン料理。パリでは結構ポピュラーなお料理。ベジタリアンのプラもあるので女性にも人気のお店が多い。セーヌ川に抜ける素敵な小路にあるこのレバノン・レストラン、実はとても高級でアラブの大金持ちのような風貌でいっぱいの事も。でも、スナックのほうはケバブのサンドイッチなど、選んで詰めて頂けるので、気軽で楽しい。

 

Paris

 
 
明日からヴェネチアに行くので今晩は我が家でゆっくり。友人から頂いたミレジムのシャンパンもなかなか頂く機会がなくて、今晩は「家で頂く美味しいもの」が揃っている、という事でようやく・・・。イタリアのお土産のアーティチョークやブルゴーニュのお土産のパテやパン・ド・エピス。友人たちが各地から運んで来てくれた友情がテーブルにいっぱい。

 

Paris

 
 
パリのエスニックの中でもタイ料理はちょっと高級な感じのレストランが多くて、バンコクのホテルのレストランを思い出す。トム・ヤン・クンやタイ風ココナッツカレー、サクサクしたライチーと、ゴキゲンなランチ。

 

Venezia

 
 
夕方の飛行機でパリからヴェネツィアへ到着。ヴァポレットを乗り継ぎ、ようやくM教授のお宅へ。素晴らしい場所で感動しつつ、早速いつもの「ホーム」へ・・・。プロセッコと牡蠣、アサリとホタテのソテー、極上の生ハム、とゴキゲンなスーペとなる。主人とM教授はもう20年以上もの友人。2人がイタリア語でお喋りしている間、ひたすら貝を頂く私。

 

Venezia

 
 
爽やかな晴天のヴェネツア、いつものホームで軽くランチを頂いてからビエンナーレへ。私たちは勝手に「おつまみやさん」と呼んでいるこのオステリア。いろいろなものをチョコチョコと頂けるのがとても嬉しい。イタリアのアーティチョークやドライトマト、生ハムとポテトや鱈のフリット。夕方にもまた寄ってアペリティフを外の樽テーブルで頂くのも楽しい。

 

Venezia

 
 
今晩はご子息も一緒にM教授の「ホーム」のリストランテへ。毎年ご一緒して・・・もう20年。ご子息は今年20歳になると伺って本当に長いお付き合いに感謝する。これほど「食べ物の趣味」がピタッと合う友人というのもそうそう居るわけではなく、主人も私も完全に「おまかせ!」。アンティパストは極上の生エビ、レモンとルコラの風味で頂くのは本当に美味しい。ホタテ貝のグリルや小さな蛸のフリット・・・プリモのパスタもゴキゲンだったけれど、なんせ暗くて写真にならないのが残念。プロセッコも美味しくて主人とM教授はグラッパをデザートに。

 

Venezia

 
 
 
イタリア人の友人宅に泊めて頂くととにかく困るのが朝食。濃い、本当に濃いコーヒーに、「ヴェネチアの職人が作った」とおっしゃるタイヘン固いビスケット。「マルサラ酒の香りがするでしょう?Momi?」と、朝から全開の皆さん・・・。近くのカフェでこのサンドイッチを頂くのが私たちのお楽しみ。溢れんばかりのフィリング、今朝のチョイスは蟹とアンティチョーク。今朝一番の生ハム、をサービスして頂く。

 

Venezia

 
 
 
ビエンナーレ2日目。ランチはやはり「ホーム」のリストランテへ。ココのところヴェネチアに来ても他の友人と一緒だったりなかなか来られなかったけれど、オーナーのマダムはしっかり覚えていてくださって、メニュウのチョイスも完璧。主人も私もいつもどおりのアンティパスト。蟹の甲羅に入った蟹の身だけのカクテル、シャ コのボリート。プリモは小エビとズッキーニの花のタリオリーニ。主人のチョイスはアンチョビとアネットのニョッキ。珍しくマダムのお勧めでセコンドも頂 く。小さなソフトシェルクラブのフリットに2色のポレンタを添えて。美しい中庭を眺めつつ頂くプロセッコも美味しい・・・。

 

Venezia

 
 
Plats index
ビエンナーレの会場はやっぱり広く、パリでは車族の私はなかなかツライ。いつも最後の夜はココなので「足、痛い?」とオーナーの「MOMI」氏。入ってくるお客様が皆「Ciao MOMI」と言うたびに私のこと?今晩はM教授のリクエストで、アンティパストを2皿。イタリアで頂くお野菜のグリルって本当に美味しい。今晩もまたプロセッコの進みも早い・・・。
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